ボストン南部

懐かしいアメリカの風景と出会う

ボストン南部では、ピルグリム・ファーザーズが入植したアメリカ発祥の地プリマス、日本とアメリカの架け橋となったジョン万次郎ゆかりのフェアヘブンなどが主なみどころとなります。プリマスでは入植当時のライフスタイルを再現したプリマスプランテーションやメイフラワーⅡ世号、フェアヘブンではジョン万次郎や1800年代の捕鯨の歴史などに触れることができます。

以下より地図がダウンロードいただけます。
フェアヘブン近郊広域地図フェアヘブン近郊詳細地図(PDF)
プリマス広域地図プリマス詳細地図(PDF)

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アクセス・市内の交通

ボストンからプリマスへは、ローガン国際空港とサウスステーションからプリマス&ブロックトンバスが約45分で結んでいます。セルフドライブでは、ボストンからプリマスが約45分、フェアヘブンへは約1時間。

みどころ

フェアヘブン

ボストンから約1時間南下したニューベッドフォード湾沿いにあり、かつては捕鯨船が行き交っていた港町。ここは日本とアメリカの架け橋となったジョン万次郎(中浜万次郎)ゆかりの地です。

万次郎トレイルでは、彼の足跡をたどることができます。スタート地点となるミリセント図書館には、万次郎に関する書物や日本刀などのコレクションが展示されています。そのほか、万次郎とホイットフィールド船長が通った旧ユニタリアン教会、船長の家、万次郎が一時ホームステイしたイーベン・エイキンの家、英語を習ったアレン姉妹の家、ホイットフィールド家の墓、通った公立学校オールド・ストーン・スクール、航海術などを学んだ私立高等学院ルイス・バートレット・スクールなどを巡ります。船長の家は、2009年5月にホイットフィールド・万次郎友好記念館としてリニューアルしました。

メイフワラーⅡ世号

イギリスからピルグリム・ファーザーズを乗せて、大西洋を渡った帆船。プリマスのステイト埠頭には、忠実に複製されたメイフラワーⅡ世号が係留されています。船内には当時の衣装を身にまとったスタッフがおり、入植時や船内生活の様子などについて解説してくれます。


プリマスプランテーション

アメリカ発祥の地プリマスにある野外博物館。1620年代のライフスタイルなどを再現しており、入植当時にタイムスリップできます。広い敷地内には、入植者が造った村ピルグリムビレッジ、先住民ワンパノアグ族の集落、ハバモック住居跡などが点在しています。

ビジターセンターには、ギャラリー、フィルムシアター、レストラン、ミュージアムショップがあります。ギャラリーでは当時の家具調度、陶器、衣服、メイフラワーⅡ世号の模型、入植者の家の内部などを展示。ビジターセンターとピルグリムビレッジの途中にあるキャリッジハウス・クラフトセンターでは、17世紀の工芸品の製作過程を見学することができます。