みどころ

歴史・文化・芸術の“本物”と出会う

歴史の奥深さはもとより、世界屈指のボストン美術館、現在も絶大な人気を誇るジョン・F・ケネディのライブラリー、ショッピングとグルメが楽しめるクインシー・マーケットなど、ボストンは多彩な魅力を持っています。ヨーロッパ調の街並みも美しく、自由を求めた古都の雰囲気が今も息づいています。
動画では、レッドソックスのホーム球場やジョン・F・ケネディライブラリー、ボストン美術館などをご紹介しています。ぜひご覧ください。

観光スポット

ボストン美術館

アメリカ建国100年を記念して1876年にオープン。全米のみならず、世界屈指の所蔵品を誇ります。洋の東西を問わず、さまざまなコレクションを展示していますが、古代エジプト美術、日本・東洋美術は特に必見。ミレーやモネ、ゴッホ、セザンヌ、ルノワールなど、フランス印象派のコレクションも見逃せません。
とても1日では回りきれないので、ポイントを絞って見学を。無料のガイドツアーもあるので、それに参加するのもおすすめです。なお、地元ではMFAと呼ぶのが一般的。
また、日本にはボストン美術館の姉妹館「名古屋ボストン美術館」があります。ボストン美術館の展示品を借り受ける形で収集・保有をし、美術を通した国際文化交流を行っています。

フリーダムトレイル

ボストンコモンからバンカーヒル記念塔まで続く約4kmのトレイル。マサチューセッツ州議事堂、パーク・ストリート教会、グラナリー墓地、ボストン虐殺地跡、ファニュエルホール、ポール・リビアの家、オールドノース教会、USSコンスティテューション号など、建国の歴史にまつわる16カ所の史跡を巡ります。路上に赤い線が引いてあるので、迷わず見学することができます。ボストンの主だった観光ポイントのベースになるので、ゆっくりと時間をかけて歩いてみたい。

ジョン・F・ケネディライブラリー

現在もケネディ神話として語り継がれ、絶大な人気とカリスマ性を持つ第35代合衆国大統領ジョン・F・ケネディ。彼の功績と波瀾万丈の人生をわかりやすく展示した記念館です。記念館はボストンの南、ドーチェスター湾を見下ろすコロンビアポイントにあり、白と黒のコントラストが美しい建物。館内にはシアター、コンベンションホール、再現した大統領執務室、カフェなどがあり、功績や生い立ちなどに関する膨大な写真やフィルム、資料などを展示・上映しています。

ボストンコモン

アメリカ最古の公園で、ダウンタウンの真ん中に位置します。公園内には、観光案内所やセントラル墓地、フロッグポンド、メモリアルなどがあります。フリーダムトレイルの出発点もここから。かつてはピューリタンの集会や演説が行われ、植民地初期には放牧場や軍隊の訓練場としても使用されていました。独立戦争時には、イギリス軍がここで野営をし、それを見たポール・リビアが“真夜中の疾駆”をした歴史的な場所。現在では緑豊かな市民の憩いの公園となっています。

クインシー・マーケット

フリーダムトレイルのルート上にあり、ボストンでも最も賑やかな場所のひとつ。3つの建物からなり、中央がクインシー・マーケット。その両側にノース・マーケットとサウス・マーケットが建ち、3つを総称してファニュエルホール・マーケットプレイスと呼ばれています。クインシー・マーケットは1階がファストフード、2階がレストランで構成。ノースとサウスにはブティック、アクセサリー、衣料品、食器などのショップが入っています。広場では大道芸のパフォーマンスも楽しめます。

トリニティ教会

ロマネスク様式をふんだんに取り入れた、美しい外観と内観を持つ教会。パリで建築を学び、ロマネスク様式の影響を受けたヘンリー・ホブソン・リチャードソンの設計で、1877年に建築されました。内部に飾られた多数のステンドグラスや絵画は、当時の売れっ子芸術家たちの作品。それらの作品を見るだけでも、訪れる価値があります。ガイドツアーや無料のオルガンコンサートなども実施されています。

ホエールウォッチング

マサチューセッツ湾沖は、ザトウクジラが見られる海域としても有名です。ケープコッドのプロビンスタウンやプリマスからだけでなく、ボストンからもホエールウォッチングツアーが実施されています。4月中旬~10月下旬がシーズンとなりますが、ベストは夏季。ザトウクジラのほか、ナガスクジラ、セミクジラ、ミンククジラ、イルカなどが見られることも。ニューイングランド水族館主催のツアーのほか、ボストン・ハーバークルーズ社が催行しています。

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